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一区切りがついたので、整理してみたいと思います

紅滄 0 ~同じ眼~ 
紅滄 1 ~同じ眼~
紅滄 2 ~同じ眼~
紅滄 3 ~同じ眼~
紅滄 4 ~同じ眼~
紅滄 5 ~同じ眼~
紅滄 6 ~同じ眼~
紅滄 7 ~同じ眼~
紅滄 8 ~同じ眼~
紅滄 9 ~同じ眼~
紅滄 10 ~同じ眼~
紅滄 11 ~同じ眼~
紅滄 12 ~同じ眼~
紅滄 13 ~同じ眼~
紅滄 14 ~同じ眼~


0が序章、奇数は爛、偶数は美陽の目線です。
さて、これからどうなっていくのでしょうか?私にもわかりませんw
頑張って書きたいと思います。もしかしたら途中で作詞に走るかもしれませんが(おい
これからもどうぞよろしくお願いしますっ!

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2010.09.12 Sun l 紅滄 ~同じ眼~ l コメント (3) トラックバック (0) l top





14、一歩                 ‐美陽
 私は、一歩、踏み出した。
「・・・美陽・・・。」
私の一歩後ろで、爛の、爛らしくない声がきこえた。爛も、私とほぼ同じ気持ちなんだ。そう思うと、少しだけ安心した。
 爛だけは、私の気持ちが分かってる。
「美陽様、・・・どうか、お元気で。」
小豆様が、いつものように、しっかりとした声で言った。小豆様が泣いてる姿なんて信じられないけど、やっぱり泣いていない。小豆様は、そういう人だから。
 私はまた、一歩踏み出した。
 私は今まで、巫女館という、狭い世界で生きてきた。そしてこれから、広い世界へ出て行く。生きていく。そこには、何があるのか、わからない。私は出来るなら、狭い世界で、誰の迷惑にもならずに、生きていきたかった。小豆様に叩き起こされ、大巫女おばば様に怒られ、爛と二人で、一緒で・・・。
 だけど、もう、戻れない。
「美陽っ」
爛の声に、つい、振り返った。そこには、涙をこらえている、私と同じ眼をした少女の姿があった。
 爛・・・。
 目が合った。
「・・・美陽・・・」
爛が何を言いたいのか、言えずにいるのか、わかった気がした。
「爛・・・」
私はただそう言って、頷いた。爛も頷き返した。
 私は踵を返し、前を向く。前には、門が開いた先にある世界が見えた。
 私は、一歩踏み出し、そのまま一歩を繰り返した。
 蒼の里。そこに何が待ち受けているのか、わからない。だけど、私は絶対その場所に行く。その後何があるか分からないけれど、私は絶対に、生きる。
「美陽」
爛の声がしたけれど、今度は振り返らなかった。門の外まで、あと、もう少し・・・。
 私は一歩踏み出した。
 そこはもう、門の外、広い世界だった。
「またね・・・爛」
私は、誰にも聞こえないよう小さな声で、歩きながらそっと呟いた。
 またね、爛。約束だよ。
 私の後ろで、門がギギィ、と閉じた。







こんにちは、みなみです!更新率悪くてすみません・・・。
でも何とか一区切りつけることができました!
それに、いつの間にかカウンターが100越え!皆様のおかげです。本当にありがとうございます!
これからも爛と美陽の二人の物語を書いていきますので改めてどうぞよろしくお願いします!
・・・更新率は下がるかと思いますが(爆
2010.09.12 Sun l 紅滄 ~同じ眼~ l コメント (2) トラックバック (0) l top





13、守りの門                 ‐爛
 その門は、とても偉大で、恐怖を覚えた。
 荷物を積み終え、最後・・・いや、少しの別れを言うための二人だけの時間の後、巫女館を出た。あたしと美陽が生まれてすぐ来て、今まで出ることのなかった場所。そこを出て、里の中を歩き、そして今、里の東門、通称『守りの門』にいる。もちろん、里は魅力的だったけど、大巫女おばば様の命があったのか、人が一人もいなかった。それに、見る時間もなかった。早歩きをするよう言われたから。
 門には、門番が5人いた。みんな男だ。巫女館では年に1,2回、1,2人の男性しか見かけないから、こんなにいたんだと驚いた。
「大巫女おばば様の命により、東門を開け、美陽様を追放します。」
大巫女おばば様の代わりに小豆さんが言った。門番たちが頷く。でもあたしはそれに反感を持った。
 追放?そんな言い方、しないでよ・・・。
 それでもあたしは、美陽を見るだけで何も言わなかった。大巫女おばば様にも、小豆さんにも、美陽にまで、
「里ではちゃんとしているんじゃぞ。」
「里の中ではいい子でいてくださいね?」
「美陽、苛立っても、何も言わないでね。」
と、注意されていたから。
 あたしの隣・・・半歩前にいる美陽は、不安な顔をしていた。あの門を見たら、誰だってそうだろう。でも美陽は、『追放』には、何も感じなかったようだ。
『・・・なんで・・・殺さなかったんですか・・・』
美陽は、安心したのだろうか。それとも、死ぬことと同じぐらいの結論だと、思ったのだろうか。
「・・・では、準備が整いましたので、門を開けます。」
門番の一人が言った。それと同時に、きしんだ
ギギィ・・・
という音が、辺りを包みこんだ。目の前の扉が少しずつ開いた。もう夕方だから、東は暗い。暗さに目が慣れてくると、果てしなく続く草原、その先にうすく見える丘陵地帯に、もっと高い、もっとかすかな山の影・・・。
「美陽様、よくお聞きください」
小豆さんが、後ろにいる美陽――もしかしたらあたしも――を振り返りながら言った。美陽が頷くのを確認し、小豆さんは話し始めた。
「この先をまっすぐ行き、草原を抜け、丘陵を越え、山を越え・・・いくつ山があるかは存じませんが・・・越えた先に、森があり、その終わり近くにはちいさな泉があるとか。そして泉を過ぎればすぐそこに蒼の里はあるそうです。何カ月、何年かかるかはわかりませんが、少なくとも、書物にはそう書かれています。」
何年?何カ月?美陽はそんな遠いところに、一人で・・・?
「・・・分かりました。ありがとうございます、小豆様。」
あたしの動揺をよそに、美陽はいつもの口調で答えた。







こんにちは~。みなみですっ。もうすぐ一区切りになります。
・・・ここまで書けてよかった・・・(まだ早いけd
この調子で、書いていきたいです!
じゃあ、また今度ww
2010.09.05 Sun l 紅滄 ~同じ眼~ l コメント (0) トラックバック (0) l top





12、笑顔と約束                 ‐美陽
もうすぐ出発だ。
「美陽・・・、もうすぐだね。」
爛が隣で、、とても辛そうに言う。私もほんとのことを言えば辛い。昨日から、ずっと、ずっと。
 私が蒼の神だったこと。
 里を出なくてはいけないこと。
 そのどちらもが、同じ事実を語っていた。
(・・・爛とはもう、一緒に居れない・・・)
「・・・美陽、蒼の里に行くんでしょ?」
えっ、と私は爛の方を見た。
「・・・気づいてたの?」
「当り前でしょ。いつも、一緒だったんだから。」
私の言葉に、爛が当たり前のように言った。
 蒼の里。
 大巫女おばば様がそのことを言ったとき、私は、
(行きたい。そこへ行かなきゃ。)
と、自分でも不思議なほどにそう思った。もしかしたら、私の中・・・、私自身の蒼の神が、導こうとしているのかもしれない。
 だけど・・・。
「美陽・・・本当に、行くのね?」
「爛・・・。」
爛。私、できることならずっと、あなたの傍にいたかった。
 私たちは、物心ついた時からずっと、一緒だったから。
 お互い、違う性格だと知っていても、私たちの関係は、『同じ眼を持つ者』じゃなかった。
 私たちは、親友だった。
「爛・・・、約束しよう。」
「どんな事を?あたしは約束しなくても、美陽のこと、ずっと覚えてるよ。」
嬉しかった。爛のその言葉が、ただ嬉しかった。私も同じだったから。
「・・・またいつか、二人で一緒に笑い合おうね。」
「・・・当り前でしょ。でも・・・、約束する。あたしは、あたしたちはいつかまた、二人で一緒に笑い合う。絶対、絶対約束守る。」
「爛・・・。私も、約束する。」
何でだろう。涙が出てきた。泣かないって決めてたのに。
「もう、泣かないでよ美陽。笑って。」
爛に言われなくても、そうするつもりだった。私が笑うと同時に、爛も笑った。
 それだけで十分だった。








 こんにちは、みなみです!強いなぁ~。爛も美陽も、心が強いですよね~。
 学校の宿題くらいで憂鬱になる私と比べたr(爆
 これから多分土日・祝日くらいしか書けないと思います。まあもしかしたらできるかも?ってくらいです。
 とゆーわけで、また今度!
2010.09.04 Sat l 紅滄 ~同じ眼~ l コメント (2) トラックバック (0) l top





11、ガラクタと行き先                 ‐爛
「・・・美陽を、この里から追い出すっていうのっ!?」
あたしはつい、大声を上げた。嘘。なんで美陽が、なんで美陽が・・・、蒼の神なの?
「・・・爛、もう決まったことじゃ」
大巫女おばば様は、淡々としている。まるで美陽が、もうただのガラクタみたいに・・・・。
『ううん、ガラクタだって価値はあるよ、爛。』
ああ・・・・・。
 そうだったね、美陽・・・・・。
 あなたはいつも、どんなに儚いものでも、大切にしていた。はたから見てどんなに無価値なものでも、何かに生まれ変わらせようとしていた。無理だったとき、必ず「ごめんね」と言っていた・・・。
 少しだけ、変な子だと思ってたけど、いつも、すごい子だって、思ってたよ。美陽・・・。
「・・・ですか」
「なんじゃ」
美陽のかすれそうな声が、もう一度言った。
「・・・なんで・・・殺さなかったんですか・・・」
ぐらっ、と世界が歪んだ様な気がした。
 美陽・・・・。
「・・・わしもその案にはたどり着いた。だが、お前を殺すわけにはいかなかったのじゃ」
「・・・何で」
大巫女おばば様が、美陽をまっすぐ見て言った。
「・・・お前が、紅き眼を持っているからじゃ」

美陽は、今日中に里を出ることとなった。
「美陽、食料は大方詰め込んだわよ。そっちは?」
「うん・・・、着替えも入れた。でもあまり持っていけないよ。一人旅なんだから・・・。」
そう、あたしも行くって言ったのに、大巫女おばば様は許してくれないし、美陽でさえも、あたしが行くことに遠慮したのだ。
「遠慮しなくたってよかったのに・・・。」
「私も爛と一緒は心強いよ。でも私、一人で行きたいの。それに、爛は紅き者だから・・・。」
やっぱりそうだ。美陽は、やっぱり行く気だ。言葉にしてなくても分かる。
 さっき大巫女おばば様の部屋から出るとき、大巫女おばば様がこう言ったのだ。
「・・・この里を東に出てそのまままっすぐ行けば、蒼の里にたどりつける。地図もなければ知り合いもいない。危険だらけだろう。行きたければ行くがいい」
あたしは美陽が心配だった。






こんにちはっ!・・・はぁ~。小説や物語の世界からぬけでると、恐ろしい現実が・・・。
・・・まあ、宿題のことです(そういえば学生でした
頑張ります・・・どっちも・・・。
・・・暗くなったのでテンション上げますっ!! ←元からテンションが低いのでそんなでもない
ではまたっ!
2010.08.28 Sat l 紅滄 ~同じ眼~ l コメント (0) トラックバック (0) l top
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