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29、使命                ‐爛
「・・・爛様」
声がした。振り返ると茜がいた。鍛練のせいだろう、疲れ気味みたいだ。
「爛様、あの、大巫女おばば様が、今すぐ部屋に来い、とのことです。」
「・・・分かった。ありがと茜」
いえ、と笑う茜を残して、あたしは急いで大巫女おばば様の部屋へ向かった。

ガラッ
「・・・遅いぞ爛。まったくお前は成長しないな」
「すみませんでした」
あたしはそう言って、ゆっくり大巫女おばば様の向かいに座った。成長しないのはどっちなんだか。
「まあよい。・・・爛」
「なんでしょうか」
「・・・いよいよ時が来た」
大巫女おばば様の言葉に、あたしは反感を覚えずにいられなかった。でも口には出さない。
「・・・爛、紅の里の歴史を習ったな?」
「はい」
当り前じゃない。大巫女おばば様が命じたんだから・・・。
 紅の里は、昔、紅き女神が、己を崇める紅の一族のために切り開いたのが始まりだとされている。
 紅き女神はその後、蒼き神を殺したが、その時の傷と蒼き神がかけた呪いのために死んだ。
 それがきっかけで、紅の里と蒼の里は敵対した。
 『はじまりのもの』は、自らと紅き女神のために、巫女館を建て、多くの巫女を育てた。
 『はじまりのもの』の死後も、紅き者はたびたび生まれた。しかし、蒼き者も同じく生まれていたため、幾度も戦いがあった。しかし、他の里や村からも嫌われていたこの里は、だんだんとその数を減らし、規模も小さくならざるを得なくなった・・・。
「・・・今のこの里は、紅き者であるお前に望みを託しているのじゃ。そして、その望みを果たすことが、紅き者であるお前の使命なのじゃ」
あたしは頷きながらこぶしをぎゅっと握った。紅き者、紅き者。大巫女おばば様は、あたしのことを紅き者としか見ない。巫女だって、茜とエンジさんと小豆さん、灯先生以外はみんなそう。・・・それに、美陽も。
 最近よく考える。美陽は、自分が紅き眼を持っていなかったら、あたしをあたしとして見てくれていただろうか?親友になっただろうか?答えは・・・、わからない。
 大巫女おばば様が口を開いた。
「・・・爛、お前の使命は、多くの里を滅ぼし、復讐することじゃ」
眼を見開く。大巫女おばば様は、なにもなかったかのようにいつもの顔をしている。そう、あの日、美陽を追放すると言ったときのように。








こんにちは~っ!みなみです! 小説書いてる場合じゃないとかいってはいけませんよ!
今はどちらかと言うと爛の方が状況的に大変だし(爆
まぁ・・・でもPCやる時間は・・・若干減ったかも(確信は無いよ☆
また夢の話を言うと、今朝怖い夢見たよ☆ ビビりだから☆マークつけなくちゃやってられないぜ!
だってだって!服着たトルソーの中から人の顔つなげたような物体が出てきたんだぜ!寒気するよ!それに電気消そうとしたら勝手に消えて、ドアも勝手に開いたんだぜ!しかも(夢の中で)お母さんに聞いたら「あぁうち幽霊いるよ」って普通に言われたし☆まぁそれは透明な、害のない優しい子だったからいいんだけど、そのあとなぜかゲームの世界っぽいとこにいて!どっかの屋敷調べてたんだぜ!しかもそれの正規ルートで行った時のを映像で見て!あんま覚えてないけど思い出すたびになんかやばいんだぜ☆夢の中でも映像をまともに見れてなかったしな☆
・・・↑の、勢いで書いちゃったんで読まなくていいですよ~。



コメント返信>
Aspecchi様>
 まぁ・・・2次元キャラです(爆
 こういう子なので、友人から時々かわいそうな目で見られますw(いや、変態か?
 まぁ、忘れてくださいww
 ありがとうございますっ。受験頑張ります!
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2010.12.18 Sat l 紅滄 ~紅ノ運命~ l コメント (1) トラックバック (0) l top
28、翠                 ‐美陽
 詩は、続いた。
「蒼き神は、滄き女神が森にいることを許しました」
「滄き女神は語った 野を越え 山を越え
 この森に来たのは なぜなのかを
 蒼き神はその全てを聴き 女神がいることを許した
 滄き女神はそこで 安寧の日々を得た・・・    」
「・・・一方で紅き女神は、毎日のように気に入らない神を殺し、その全てを奪っていました。そしてある日ついにその矛先は、蒼き神へと向けられたのです・・・」
「紅く 紅く 染まる紅き女神
 女神は恐れられ また崇められた
 ある日耳にし 蒼き神の噂
 紅き女神は笑い 森へ向かう・・・」
「・・・それを知った蒼き神は、滄き女神を隠し、自らは紅き女神を迎え撃つため、森を去るのでした・・・」
「蒼き神は女神を 眠らせ 森の奥
 古い小さな塔 その部屋へと
 そして蒼き神は森を去る 自らの平穏な森を
 外で紅き女神を 迎え撃つためだけに    」
静まり返る。私は、紅き女神と蒼き神がお互いを認め、戦いが始まるのが眼に見えるようで、早く続きが聴きたかった。だけど・・・、湊の姉と湊は何の詩もうたいださなかった。こらえ切れずに聞く。
「・・・続きは、ないの?」
「うん」
湊が頷いた。
「この詩は有名な詩で、学校でも暗唱させられるぐらいなんだけど・・・、この続きはないんだ。ただ噂によると、紅き女神と蒼き神は相討ちして、その後もお互いを討つために、そして相手から里を守るために、人間に生まれ変わっているんだそうだよ。」
「滄き・・・女神は?」
私が恐る恐る聞くと、湊は分からない、と首を横に振った。
「・・・ではそろそろ行かなければ。そういえば、まだ名前を訊いていなかったわね」
湊の姉に言われて思い返してみると、確かに言っていなかった。
「えっと・・・、美陽、です。」
「えっ?」
二人が同時に声をあげたので、私はついびくっ、としてしまった。
「あの・・・どうしたんですか?あっ、『美しい太陽』っていう意味ですけど・・・。」
「そうなの。私は『美しい葉っぱ』で美葉よ。」
その言葉に、私は二人が驚いた意味に納得した。・・・同じ、だったんだ。
「そうね・・・、その名前ではこの里になじめないし、紛らわしいわ。湊、何かない?」
湊はしばらく考えていたようだったけど、ひらめいたのか突然言った。
「翠(すい)。翠がいいよ。この名前なら水と木々のあお、両方はいっているから。」
翠・・・。私は心の中でそう呟いた。






こんにちは、みなみで~すっ。 ・・・ふぅ・・・。なんか長くなった気が・・・w
もう三ヶ月したら私立入試終わってるとか・・・。まぁ、私立入る気はないんですけどね。
そういえば今日夢で私の(今のところ、ていうか異世界、あるいは2次元でww)最愛の人が出てきていつもよりテンションがあがっ(殴
あ、誰なのかは教えませんよww(なら言うなとかは言わないでね


コメント返信>
Aspecchi様>
 はい!まぁ、それでもほかの教科より下ですけd(泣
 前に落としたあの消しゴム使用でしたw 落ちないように手に握ってましたよ(笑)
 これからも頑張ります!
2010.12.11 Sat l 紅滄 ~滄ノ運命~ l コメント (1) トラックバック (0) l top
27、弓術対決、終了                 ‐爛
 小豆さんは微笑みながら矢を番えていた。もう、さっきのような焦りはない。
 ビュインッッ!! ・・・ガッ!
 また的の中央を貫通していた。やっぱり小豆さんは凄い。そう思いながら、あたしは弓を構えた。
 ビュンッ! ・・・カッ!
 的の中央に当たった矢を見ながら、あたしは思う。
 ・・・もし茜がいなかったら、あたしはどうなっていただろう・・・。
 ビュインッッ!! ・・・ガッ!
 あたしはゆっくりと、弓を構え、的を見た。
 ビュンッ!! ・・・カッ!
 的中央だ。安心ではある。でも、もう遅い。
 ビュインッッ!! ・・・ガッ!
 あたしは、一度眼を閉じ、また開けた。そこには、さっきと同じ風景が広がっていた。ゆっくりと、矢を番え、弓を構える。
 ビュンッ!! ・・・カッ!
つい、肩の力が抜けた。最後の矢は、まぎれもなく的の中央に当たっていた。・・・よかった。あたしは、矢を番えている小豆さんを見た。そして小豆さんは、矢を放った。
 ビュインッッ!! ・・・ガッ!
「・・・終わりですね」
小豆さんの言葉に、あたしは頷いた。
「・・・小豆様、すっげぇな。それに爛様も。ウチも早く追いつきてぇ!」
「それは光栄です、エンジ様。ですが、その口調で言われても嬉しくありませんよ?」
小豆さんは、いつものように微笑んだ。そして、あたしの方を向いた。
「・・・よく気がつきましたね、爛様」
「茜様のおかげです。」
あたしの言葉に、小豆さんはやっぱりそうか、という顔をしたけど、茜は予想外だったようで、
「ふぇ?!」
と驚いて、顔が真っ赤になっていた。
「・・・小豆様」
「なんでしょう、爛様」
「なんで、わざとあんなことをしたんですか?」
わざと。あたしはそこを強調した。茜のおかげで気づいた答え。小豆さんは・・・、わざと矢を外して、わざと焦っているかのように早く矢を放っていた。でも、理由までは分からなかった。
「・・・人は、安心した時に一番油断し、心に隙ができます。今回は爛様、エンジ様、茜様に、そのことを覚えてもらいたかったのです」
小豆様はそう言うと、あたしたち三人を見て言った。
「では、明日からの鍛練、楽しみにしてくださいね」






こんにちは、みなみですっ!ふぅ~。やっと弓術対決が終わった・・・。
・・・はぁ、そういや受験生だった・・・。
そして今週・・・来週だな・・・もテストがあった・・・。
でも前回の学力テスト(三年生にやたらと多いテスト)の数学、点数上がってました!!わぁい♪
ただし国語が下がっ
期末テストもよかったですよ!(と言ってもいつもかちょっと上ぐらい
・・・なんかブログでテストの話題が多い気が←おい
まぁいいや。

コメント返信>
Aspecchi様>
 はい、頑張ります!・・・そういえばあと一カ月で私立入試でしばらくすると推薦・・・ほんとに残り少ないですね。あ~なんかもうドキドキしてきました(泣
2010.12.04 Sat l 紅滄 ~紅ノ運命~ l コメント (1) トラックバック (0) l top
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