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10、おばば様の結論                 ‐美陽
大巫女おばば様は、私をまっすぐ見つめていた。
 今朝、朝の儀式に行こうとした私は、小豆様に「大巫女おばば様が呼んでいらっしゃいます」と言われ、すぐ大巫女おばば様の部屋に来た。この場合、古い儀式よりも大巫女おばば様の言葉が優先されるからだ。でも、爛はそのことを忘れているのだろうか。ううん、爛のことだからきっと寝坊だ。それに、今朝は私も寝坊しそうになった。だからきっと爛も・・・。
 蒼の神。
 信じたくはない。今でも、夢だと思ってる。だけど・・・。
 私は、ほかの誰とも違ってた。
 だからいつも、人の目ばかり気にするようになっていた。もちろん、巫女以外の人を、見たことはなかったのだけれど・・・。
ガラっ
「遅れてすみません、大巫女おばば様。」
爛が部屋にやってきた。ああ、やっぱり寝坊だ。巫女たちは皆、寝坊した時、頬を痛そうにしているから。私も1,2回あったけれど、小豆様、痛かったです。
「・・・遅い」
大巫女おばば様はそれだけ言った。不吉だ。大巫女おばば様はいつも小言を言うのに。
「・・・さて爛、美陽。なぜ呼ばれたか、疑問に思っている事じゃろう。いや、察しているか・・・?」
その言葉に、私はついうつむいた。
 私は今日、死んでしまうかもしれない。
 昨日―いや今日かも知れない―、その結論に達した。
 だって蒼の神、及び蒼の里は、紅き里の・・・敵、なのだから。
「・・・さっさと言ってよ。」
爛の声に、大巫女おばば様はふぅと、ため息をついた。
「・・・わしは、あのようなことになり、深く考えた。そして、結論が出た。・・・美陽」
「は、はい。」
大巫女おばば様は一呼吸おいて、言った。
「・・・蒼き者はこの里から立ち去れ。それが結論じゃ」
すこしだけ、頭が真っ白になった。





こんにちは~。この先どうなるのか・・・頑張って書きます。
でもこの先更新率悪くなるかも・・・(一応学生ですので
・・・頑張りますww
ではまたw
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2010.08.25 Wed l 紅滄 ~同じ眼~ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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