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25、外れた的、当たった的                 ‐爛
 ビュインッッ!! ・・・ガッ!
 小豆さんがまた貫通させた。それにしても、小豆さんが焦りすぎてる。何だか・・・、いつもと違う気がする。でも、そんなこと気にしてる場合じゃない。あと5本で勝てる。落ち着かなきゃ。
 ビュンッ! ・・・カッ!
「あ・・・」
茜の声。あたしはつい、力が抜けそうになった。
 あたしの矢が、5cm以内に当たっていなかった。
「これで互角ですね」
あたしは、小豆さんがそう言いながら笑みを浮かべているのを感じた。いつもと変わらない、あの笑顔。
 ・・・焦っちゃ駄目。あと4本。それさえ失敗しなければ勝てる。
 ビュインッッ!! ・・・ガッ!
 また的の中央に貫通した。小豆さん、すごすぎる。でもまだ焦っているようだ。たぶん、小豆さんも限界で、早く終わらせようとしているんだ。さっきみたいな失敗をしないために・・・。
 あたしは矢を番え、弓を構えた。目の前には、的がある。今度はちゃんと当てないと・・・。
 ビュンッ! ・・・カッ!
「あ・・・」
「爛様っ」
茜とエンジさんの声がする。それでもあたしは状況がうまく飲み込めなかった。
 ・・・また、5cm以内に当たってない。
「どうしたのですか?爛様」
小豆さんの声が、頭に響く。
 ビュインッッ!! ・・・ガッ!
 矢が、的に当たる音がする。きっとまた的中央だ。・・・案の定、小豆さんの矢はまた、そこに貫通していた。ああ、あたしの番だ。あたしは矢を番える。今度こそ5cm以内に当てなきゃ。当てなきゃ・・・。
「・・・っ、爛様っ!落ち着いて!!」
はっ、と声がした方を見た。声の主は・・・やっぱり。茜だ。茜は真っ赤な顔で、あたしを見ていた。
 ・・・あ。
「邪魔をしてはいけませんよ、茜様」
小豆さんの言葉に、茜は素直にうなずいた。あたしは心の中で「ありがと」と呟いてから、また的を見た。
 茜のおかげで気付いた。これは全て・・・、小豆さんの策略だったんだ。
 一度、呼吸を整えてから、弓を構える。そして・・・、矢を放つ!
 ビュンッ!! ・・・カッ!
 あたしの28本目の矢は、的の中央に当たっていた。





こんにちは、みなみですっ。思ったより対決が長引いていますw まあ特に影響はない・・・と思うんですが。
そういえば、今週にあったテストでは消しゴム落としませんでしたよ!!(笑)
ただまあ・・・、結果が出ていないんでどういうミスをしたのか分かりませんが(ミスしてる前提)また数学は空欄が多いです(おい
国語・・・今度は漢字ミス無いといいなぁ・・・(遠い目
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2010.11.20 Sat l 紅滄 ~紅ノ運命~ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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