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44、名案                 ‐翠・美陽
「お姉ちゃーん、こっちだよーっ!」
瑠璃をはじめとする子供たちの声に、私は「ちょっと待ってね」と答えて立ちどまった。荒い息を無理矢理落ち着かせようとしたが、逆効果だった。あたりを見回すと、瑠璃たちは少し遠くで待ってくれていた。
 ・・・これじゃ、こっちが遊んでもらっているみたい。
「翠ちゃん、どうしたの?」
急に後ろから聞こえた声に振り向くと、藺草が心配そうな顔で私を見ていた。少し後ろには、忍もいる。
「な・・・なんでもない。ちょっと・・・疲れちゃっただけ。」
「ちょっと、じゃないでしょう?時々休憩入れないと倒れちゃうわよ。特に初めの頃は、子供たちだって翠ちゃんがどれくらいで疲れるかとか、知らないんだから」
「うん・・・ごめんなさい・・・」
息を弾ませる私に、藺草はまさか、と驚いた顔をした。
「翠ちゃん、あなたもしかして、ずっと鬼ごっこしてたの?あの子供たち相手に?」
頷いた私に、藺草は呆れた顔をする。忍も呆れているように見えるのは気のせいだろうか。
「全く・・・。いい?子供たちは毎日のように走りまわってるから、下手に鬼ごっこをするとこっちが痛い目見るわよ。それに翠ちゃんは見たところ、あんまり走ってるようには見えないし。これからは土遊びとか、歌遊びにしときなさい。今はそんなに寒くないから、泳いだって良いし」
「あ、そういえば」
私がぽつりと零した言葉に、藺草が何、と聞く。
「あの・・・泳ぐ、ってどういうこと?美葉さんにも聞いたんだけど、分からなくて・・・」
藺草は一瞬きょとん、としたがすぐに驚きの声を上げた。
「翠ちゃん・・・泳ぐことも知らないの?」
こくんと頷くと、藺草はまた呆れた表情を浮かべたが、今度は笑っている。
「・・・わかった。じゃあ泳ぐ練習をしましょう!」
「え、だ、だって今は子供たちの」
私の戸惑った言葉をさえぎって、藺草が大声を上げた。
「みんなぁ~!あたしこれから新しいお姉さんの泳ぎの先生するんだけど、手伝ってくれると嬉しいなぁ~!!」
「え、ちょっと、い、藺草?」
状況が飲み込めない私に、藺草は大丈夫よ、と笑った。
「みんな悪い子じゃないし、小さい頃から泳ぎ慣れてる。それに、これなら子供たちをほうっておくわけじゃないし。名案でしょ?」
ほんとに大丈夫かな、と思う私のもとに、子供たちが次から次へと寄ってくる。いつのまにか隣には瑠璃がいて、楽しそうに笑っていた。
「ようし、じゃあみんな、いくよ~!」
藺草を先頭に、私たちは歩きだした。







こんにちは~、久しぶりのみなみです!ずいぶんと放置してしまってすみません(泣
言い訳を言わせていただくと「宿題」「PCで違うことやってたら時間が無くなった」「続きが思いつかなかった&書けなかった」「一時期PCが使えなくなった」が挙げられます(-_-;)
にしても、八月一回も更新してないとか・・・何してたんだっけ・・・。
とりあえず、これからはちゃんと更新したいです(爆
ちなみに宿題はちゃんと夏休み中に全部終わりましたwwほとんどを夏休み最終日に片づけたことは秘密ww
ではまた今度!頑張ります私!



コメント返信>
Aspecchi様>
返信かなり遅れてすみません・・・ほんとすみません・・・。<(_ _)>
けっこう忙しかったような、暇だったような←おい
少なくとも中学時代よりは遊び以外で忙しかった気がします。
無理しないで頑張りましたwwまぁところどころ疲れたところはありましたが(^_^;)
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2011.09.05 Mon l 紅滄 ~滄ノ運命~ l コメント (1) トラックバック (0) l top

コメント

お疲れ様
更新お疲れ様です。でも、それより夏休み最終日が疲れたようですね。
2011.09.05 Mon l Aspecchi. URL l 編集

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