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49、預言                 ‐爛
「神無(かんな)、お前さん、何を……」
「長様、どうか。」
少女の言葉に、長は顔をしかめたまま一歩さがった。代わりに、少女が一歩踏み出す。
「紅き者、お願い。話をさせて。」
そう言われて、あたしは仕方なく弓を下ろした。邪魔されたのは嫌だったけど、少女には有無を言わさない、それでいて穏やかな力があった。
「ありがとう、紅き者。わたしはこの里の預言者、神無月。今日、あなたの夢を見たの。」
「……預言者?あたしの夢?」
何を言っているんだろう。預言者なんて、聞いたことが無い。それに、あたしの夢?何故あたしが、初めて会った人の夢に出てくるの?
「そう、預言者。未来を夢見る者。あなたの里にもいるでしょう?」
あたしの困惑をよそに、少女――預言者の神無月は勝手に話を進めた。
「そして、あなたが疑問に思った通り、本来預言者は、自分の里の民の夢だけを見る。だからわたしにも、なぜ、あなたの夢を見たのか分からない。でも、見た以上、わたしはあなたの夢を伝えなければならない。」
分かった?と尋ねられ、一応頷いておいた。本当はよく分からなかったけれど、あたしに夢の内容を、おそらく未来を伝えてくれるということは分かった。だって、『未来を夢見る者』なんだから。
「では、落ち着いて聞いて。……紅き者、あなたは近い未来、大切な人を失います。」
美陽だ。瞬間的に思った。でも念のため、聞いておいた。
「……その人は、どんな人?」
「正確には述べられない。でも、優しく、おおらかで、生まれた時からそばにいて、共に笑ってくれた人。」
やっぱり美陽だ。あたしはそう確信した。美陽は馬鹿みたいに優しい。それに、前に大巫女おばば様はあたしと美陽の生まれた日が同じ、と言っていたからずっとそばにいたようなものだ。もっとも、『大切な人』というのは違う気がしたが、ある意味ではそうだからまあ仕方がない。なぜなら、美陽が死んでしまっては、約束を果たせないから。そして……。あたしはかすかに嗤う。
 美陽を失うということは、美陽を殺すことが叶うということだ。
「非情なのね。」
預言者の声にあたしはイラついた。なぜ?裏切り者を殺すことが、そんなにいけないこと?
「大切な人よ?そう、たとえば、あなたの仲間……」
「あの子は仲間じゃない。あんな裏切り者は、殺されて当然よ。」
大切な人。確かに仲間は、ここにいる仲間や里の民は大切だ。でも美陽は違う。そういう意味の『大切』じゃない。あたしたち紅の里がこれからも平穏であるためには要らない存在、約束を果たすために必要なだけの存在だ。だから、けっして仲間じゃない……。
「……紅き者、あなたは誤解してる。」
もう限界だ。あたしは大切な仲間たちに言い放った。
「道の里を、殲滅せよ!!」







こんにちはっ、みなみです!書けましたなぜか嬉しいです!!←
そして昨日話を整理しなおしたら~違う運命~が異常に長くなる予感がしました。はい。
……まあ頑張ります。先は長そうですけど。
あ、あとテスト返ってきたら数学二個あるうちの片方が赤点ギリギリwwwww←←
それに現社で『キチンの波』を『チキンの波』って書いてて自分で書いておきながら目が点になりました。
……頑張らなきゃなぁ(・_・;)
それではもう時間が無いネタも無い宿題終わって無いので、また来週……会えるといいですねww
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2011.12.11 Sun l 紅滄 ~紅ノ運命~ l コメント (1) トラックバック (0) l top

コメント

頑張ってますね。
更新頻度上がってきましたね。日記ブログとは違うので週一でも大変だと思います。週刊誌に連載している感じですかね。
赤点ぎりぎりはやばいような……。
2011.12.15 Thu l Aspecchi. URL l 編集

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