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57、山の里                 ‐爛
 鳶によると、山の里は、別名『戦いの里』と言うそうだ。
 山の里は、四つの山から成り立っている。地図によると、紅の里に一番近い山が『守りの山』で、その後ろに『狩りの山』と『憩いの山』があり、その後ろが『魔の山』だそうだ。守りの山は、その名の通り山の里を守るための山で、軍と『砲台』という武器があるそうだ。山の里にとって紅の里は悪しき敵で、紅の里にとっても山の里は蒼の里の次の敵のため、長年戦ってきた。だから山の里は武器に力を入れているらしい。それから、狩りの山は食料を狩るための山で、憩いの山は里長や民などが暮らす場所だそうだ。唯一、魔の山だけ詳しく述べられてはいないが、たぶん罪人が隔離されて住んでいる山だと思う。
 数日前、あたしたちは里の民が祈っている中を足早で通り抜け、北の門、通称『痛みの門』を出て山の里に向かった。今回も小豆さんは里に残った。そのことについて大巫女おばば様に聞いてみたところ、
『小豆には里の外に出てもらっては困るのじゃ。』
と言っていたから、やはり大巫女おばば様の次に偉い巫女の小豆さんは、大巫女おばば様にとって、或いは里にとって大切な存在なのだろう。
「……爛様」
呼びかけられた声で、あたしは意識を戻した。隣で、赤目がこちらを見ている。
「ごめん、考え事してた。何?」
「……あの山」
山?と思いながらあたしは前を見る。
 あたしと赤目がいるのは、魔の山の真後ろの茂みだ。ちなみにエンジさんと桜実は憩いの山の東側、灯さんと朱鷺は狩りの山の西側、茜と鳶は守りの山の目の前で隠れている。本当はあたしと茜の場所は逆だったのだけれど、桜実が反対し、そのあと鳶も、そしてみんなも反対したのだ。もっとも、桜実は、
『爛様が守りの山にいるのは嫌な予感がするんだよな。』
と言い、鳶は、
『紅き者の爛様が守りの山にいるのは、山の里の奴らを激昂させるだけだ。やめとけ。』
と言ったのだけど。
「あの山……、魔の山が、どうしたの?」
分からないのでとりあえず聞いてみると、赤目は少し首をかしげながら言った。
「……本当に、人がいるのか……?」
「え?」
言われてみれば確かにそうだ。人の動く気配もしないし、何か建物が建っている様子もない。かといって、野宿ならばあるはずの煙も昇っていない。……地図は、嘘?それとも、罪人は、もう……。
 カーン、カーン、カーン……
「……鐘が鳴った。鳶と茜が戦い始めたんだわ。」
三回の鐘。地図によると、それは、戦いが始まった合図。
「じゃあ赤目、あたしたちも戦いを始めましょう。」
赤目が頷き、あたしたちは走りだした。







こんにちは、みなみです!!小説全然更新出来なくてすみません!!<(_ _)>
今朝やっと抜け出せた感じです。迷路から。←
という訳で山の里編(?)スタートです。ちなみに翠の方の話はもう既に考え付いていたので今回はこっちが足を引っ張った感じです。道の里らへんは翠の方だったんですが。
……いや、実質一番足を引っ張っているのはわたs(爆
そして、先週末から中間テスト始まりました(笑)←←
そして明日もあります☆(←いや、勉強しろよ。
でも数学のテストはもう終わったので明日はきっと大丈夫です。結果はさておき
長くなりました。ではまた次回!






コメント返信>
Aspecchi様> 
 ご心配おかけしました<(_ _)> もう大丈夫です。
まぁクラス替えは……元クラスの半数は同じクラスだったんで特に問題は無かったです。担任の先生も同じでした。
 私のあのネガティブの原因は自分でもよくわかりません(爆)時々同じように訳もなくそういう時期がありますので、何か……そういう体質なのかも(^_^;)
あーでもあの時期だったら……原因は進路のことか小説のことかも……(・・;)
 最後のアドバイス、ありがとうございます!発想の転換ですか……今度ネガティブになってきたらやってみようと思いますっ。
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2012.05.20 Sun l 紅滄 ~紅ノ運命~ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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